このページは
・エクセルの値貼り付けのショートカット
を紹介しています
こんにちは!
毎日マクロを組むことしか考えていません、しょーい(@showilog)です
今回はエクセルの、ほんとにちょーっとした小技をご紹介します
キーボードのショートカットを使いこなしている方はあまり気にならないと思いますが
「値貼り付け」ってめんどうじゃないですか?
私の職場だとけっこう値貼り付けをつかう機会が多いんです。
私の場合は「Shift+F10→V」で貼り付けてます
「Ctrl+alt+V→V→Enter」を使っている方もけっこういると思います
ただ、個人的には「もっと楽したい!」と思っているんです。
そこで、ショートカット一発で使えるマクロを使ってます
かなりコードも短いですし単純な内容ですが、人によってはかなり便利になる
「かゆいところに手が届くマクロ」になってますので、気になった方は使ってみてください
今回のコードの使い所
例えば、下のシートのように数式が組まれたセルがあります。
計算された結果をコピペしたいときには、セルをコピーしてから
・右クリック→値貼り付け
・Shift+F10→V
・Ctrl+alt+V→V→Enter
というように、色んなやり方で値貼り付けをすることができます
しかし、どれも微妙に手間。大量に貼り付けるときにはもう一歩手軽にやりたいですよね
これを一発で貼り付けられるのが今回のマクロです
コードはこちら
Sub 値貼付() ActiveCell.PasteSpecial _ Paste:=xlPasteValues End Sub
めちゃくちゃシンプル!!
内容の説明をすると
3行目:選んでいるセルに、下に書いてある条件で貼り付けます
4行目:貼り付けるのは「値」
これだけです。
ただ、今回はこのコードを「ショートカットに登録して使う」のが大事なんです。
マクロをショートカットに登録する
マクロを作れたはいいですが、このマクロをどうやって使うのかが一番大事になってきます。
貼り付けるときのショートカットのように、キーボードで呼び出せるようにすれば、通常の貼り付けと同じように使えます。
「開発」タブの「マクロ」ボタンをクリックしてください
先程作成したマクロを選んだ状態で「オプション」をクリック
※どのエクセルを操作しているときにでも使えるように
「PERSONAL」にマクロを保存しています
ショートカットキーは自由に選べるので、好きなキーを登録しましょう。
私は通常の貼り付けが「Ctrl+V」なので、それにshiftを追加するだけで貼り付けられるようにしました
注意点
貼り付けマクロを登録して使う分にはなんの問題もありません。
ただ、一点注意としては
「マクロを実行すると「元に戻す(Ctrl+Z)」が使えなくなります」
これはVBAマクロの仕様なので、どうすることもできません。
貼り付けをする際は、元に戻すを使うこともあると思いますので
そこだけ気をつければ問題ないかと思います。
データの上書きをする際は注意ですが、何もないセルに貼り付けるなら間違えても消去するだけなのでなんの問題もないですね。
日常の「ちょっと手間」を解決できるので、気が向いたらマクロ登録してみてくださいね
ちょっとしたことがスムーズに行くと、けっこういいものです