専門学校を卒業してからさまざまなバイトを転々として、結局友人のコネで就職したshowですコンニチワ。
ずーっと劇団員やったり芸能の世界でフラフラして、就職という現実からノラリクラリと逃げておりました。
が。芸能の世界で頑張っても儲からん。という理由から、3日で就職を決めました。行動力!
その時に考えていたことや価値観を伝えていきたいと思っております。
フラフラ生きているといわれているフリーター。悪いの?いいの?
どんな問題があるんやろ。ということも伝えていきたいですね。
これから就職する人や、現在夢を追いながらバイトしている人には耳が痛いかもしれませんな。
定職につかないことのメリット
自分のやりたいことに時間を割ける
やはり一番はここですね。私の場合は劇団の活動がこれに当たりました。
若いころは「有名になってやる!」みたいな熱意がありましたね。中ごろから完全に惰性でやってましたけど。
就職してしまえば、どうしても仕事中心の生活になってしまいます。当たり前ですが休みも少ないです。
そのために自分がやりたいこと、興味ある事に熱意を注ぐのが難しくなってしまいます。
一週間ぶっ続けで劇場に上がってお芝居をするなんて、仕事しながらだとなかなかできません。
これはバンドマンとかお笑い芸人の方も同じですね。
ちなみに劇団員は基本、まったくお金が入ってきません(笑)
自分のスケジュールを自由に管理できる
といっても舞台しているだけでは食べていけませんので、生きるためにアルバイトをしなければなりません。
世の中のアルバイトのほとんどが、希望シフト制になっております。
一週間にどれだけ休むか、何時まで働くか。何個の仕事を行うか。
全て自分次第。やりたいことに時間をあてるために、シフト管理を自分でするわけです。
たいていの人がバイト三昧で、お金が無いって嘆いてますね。
色々な仕事を体験することができる
これは人によりますが、私は多くのアルバイトを転々としてきました。
基本、飽き性なので3年に1回は仕事変えてました。
飲食、警備員、アテンド、家電販売員、工場、テレオペ、イベントスタッフ、治験、パチンコ屋、ティッシュ配り
我ながらフラフラしてましたねぇ。
けど、このように色んな仕事を経験することは自分にとってはプラスだと思います。
知らない世界の事を知ることができるし、色々な価値観や考え方に出会うことができます。
私が思慮深いとか、年齢の割に落ち着いているといわれるのはこういう所の影響かもしれません。
器用貧乏
多くの仕事をしてくると、必然的に色んなことができるようになります。
私は元から好奇心が強い影響もありますが、スキルが幅広く身につくと思います。
私はお金目当てで仕事を変えていました。が、スキル中心に考えて学ぶために色々な仕事を経験する、というようにすればより良いスキルが身につくと思います。
多くの人と出会える
色々な仕事を経験してきたからか、本当に色んな人に出会ってきました。
そのためか、人の外見、目や顔の形、しゃべり方やクセなどでおおよその人間性を想定できます。
一概には言えませんが、ジャンル分けができる、という感じですね。
といってもそれも第一印象なので、話したり酒飲んだりすると実際の中身との差も出てきます。
対人対応力
多くの人とコミュニケーションをとってきた影響だとは思いますが、他人を不快にしない対応法というのもわかってきます。
一番は「自分がされたらイヤな事は他人もイヤ」なので気を付けます。自分が他人にどう見られているのか、というのを気にするようにもなります。
他人から見た自分を想像して、他人が好意的に思ってくれる自分を作り上げるわけですね。いわば小さなお芝居です。
デメリット
収入が不安定で少ない
何を言うにもまずはこれだと思います。
アルバイトはほとんどが時給制。女性なら水商売などありますから、場合によっては効率的に稼げます。
しかしほとんどのアルバイターが非効率な労働に多くの時間を割いています。結果貧乏だと思います。
収入が不安定で少ないのに、遊んだり買い物が多かったり。
出費も多くなる人がほとんど。だからまた長時間働かなければいけなくなる。
たいていのアルバイターがこの自転車操業状態だと思います。
生活に保証がない
今の日本ではアルバイトの保証がとても薄いです。
扶養に入っている、各種保険に入っている、だから大丈夫という話ではありません。
アルバイトは、急に仕事がなくなるかもしれません。
起業から言えば、アルバイトは一番安い労働力。基本は単純作業や手伝いです。
売上を伸ばすための手伝いが必要なくなれば、アルバイトもいらなくなるわけです。
急に仕事がなくなるというのは、自転車操業生活をしている人にとっては死活問題です。
今の日本は仕事なんて探せばすぐ見つかるとは言いますが、なかなか希望通りの仕事はできません。
自分に甘いとなにもできない
結局はここが一番大事かもしれない。
フリーターでいる理由はさまざまあれど、多くの理由は
- 目指している夢の為
- 就職したくない、遊んでいたいから
という2つだと思われます。
1の夢の為にアルバイトをしているパターン。
本当に本気で活動している人なら良いのです。
ただ中には遊んでいる事が多い人がいます。というかそういう人がほとんどだと思います。
もちろん遊ぶこともいいのですが、バランスが問題ですね。
アルバイトは休みを自由に作れますから、必要以上に休みを取っているかもしれない。
又は、夢の実現のために時間を作ったのに、結局勉強したり努力しない。
これでは夢を言い訳にして遊んでいるだけですよね。
2は、読んで字のごとく。現実から逃げているわけです。
自分では何も生産するわけでもなく、ただ日々を無為に送っているパターンが多いですね。
就職と年齢は残酷
就職しよう!!と思っても年齢でNGくらうものがかなり多いです。
フリーターを続けるのは個人の自由ですが将来を考えると早めに就職するのが無難だと思います。
社会人未経験の人間が就職するとなると、信頼もスキルもないのでけっこう大変なんですよ。
自分に何ができるの?って考えたときに、意外となにもないんです。
バイトややりたいことで覚えたスキルとかも就職じゃあそんなに使えないのです
今思う。就職すれば良かった
学校出てから10年、ほとんど遊んでました。そのおかげもあってか経験値は多いですけど。
色んな事に挑戦したり経験したこともそうですが、普通の人生では出会えない人に出会えました。
ですが、無駄な時間だったなぁと思うこともかなりあります。
正直なところ、遊び惚けてないでさっさと就職したほうがよかったかな、とは思います。
何のために働くの?
なぜかと言いますと。お金を稼ぐことの効率が悪かったから、ですね。
アルバイトするより就職したほうが、安定した月収と一定のスキルと職歴がもらえます。日本で生きていくにはこれはけっこう大事なんですよね。
私の意見としては。仕事はお金の為だと思いますので、より多くの報酬が貰えるほうがいいですよね。
これについては賛否両論あります。価値観は人それぞれなので。
やりがいとか、好きな事だから!というのもありますが、やはり現在の社会ではお金がないと生きていけません。
終身雇用の時代の終わり
今の時代は1つの会社に定年まで勤めるという文化がありません。
なので、ある程度遊んで中途で就職して、何年かしてから転職してスキルアップ。
というパターンが一番賢いと思います。
遊ぶといっても、いろんな事を経験してコネを作り、今後の人生のプラスになるような事のほうが大事です。
転職という名のスキルアップ
転職というと、ちょっと前ならネガティブなイメージがありましたが、今では当たり前。
むしろスキルと収入を伸ばすためには必須と言ってもいいかもしれない。
フリーター枠の就職も中途採用なので、転職と同じですね。
最初は変化に対応することが大変かもしれないけど、とりあえず全力でやってればなんとかなりますから。
むしろなんとかならないなら、何かが悪い。と、思っていいはずです。
現状に疑問や限界を感じている人は、とりあえず転職活動したほうがいいと思いますよ。
行動しないと変わらないですし!
結論:自分ブランドを持って生きていく
長々と書きましたが、一番大事な事は自分自身だと思います。
自分にしかできないこと、自分だからこそ提供できる価値を作り出すこと。
それが生きていくために一番大事なのかなぁ、と思います。
フリーターが悪いというわけではありません!
ただ、考えなしに生きていると、あとあと面倒なことになっていきますよ!ということです。
今の自分とみらいの自分を考えながら生きてきましょう。
[char no=”1″ char=”show”]毎日ゲームだけしてたい[/char]