2021年6月19日
完全独学で簿記3級に合格しました。
30歳超えても試験は緊張しますね。
https://twitter.com/showilog/status/1406235911751278597?s=21
ツイートでも分かる通り、5月に1回受けて落ちてます。
そのせいもあってか合格したときはメチャ嬉しかったです。
30歳オーバーでも簿記は勉強すれば受かるんだという自信がつきました!
なので、同じようにチャレンジしている人に少しでもヒントになるような情報を提供できればと思っております。
このベージは
・簿記3級を独学で勉強して合格したい!
と思う人が参考になるような情報が記載されています。
簿記3級のために勉強した時間
勉強開始:2021年1月
合格:2021年6月
なので6ヶ月かなとは思うのですが、3,4月は完全にサボってました・・・。まとも参考書も開かず、たまにyoutubeを見るくらいという有様でした。
なので、4ヶ月くらいかと思います。
勉強に当てた時間はどれくらい?
1歳半の子供がいるので、朝も夜も自分の時間はそんなにありません。
ちなみに私は朝弱い人なので、早起きして朝活!ということもできませんでした。
(意思が弱かったですね)
なので、勉強できる時間は基本的に23時過ぎくらいからでした。
そこからだいたい深夜1時くらいまで勉強していましたね。
眠くなって頭が回らなくなってきたら終了していました。
サボってしまう日もあったので、1週間に3日くらいは勉強していました。
なので勉強に当てた時間で言えば
2時間 * 3日 *4週間 *4ヶ月 = 96時間
完全独学であればこれくらいが平均的でしょうか。サボる日が多かったので、もっと集中的に勉強すれば4ヶ月もかからないで合格できたと思います。
ちなみに私は
・簿記の基礎知識はなにもない(高校で勉強していたとしても何も覚えていない)
・普段から請求書とかつくっているので、少しくらいは数字に強い
という背景があります。それでももう少し時短で取得できてもよかったですね。
簿記3級を勉強するのに使った教材
参考書
私は教科書を3周。
問題集を3周、模擬試験を1周だけしました。
そして1回目の試験に落ちました。
理由は「問題集の模試の点数が低かったのに関わらず、いけるだろうと思って試験に挑んでしまった」点です。
模試で70点前後だったらそりゃ落ちるよって話ですよね。
そこから1ヶ月、本番で点を取れなかった決算処理と前払・前受・後払・後受関連の勉強をずーっとしました。
さらに1つの参考書だけだと不安だったのでyoutubeでの学習も取り入れました。
以下2名の動画を中心に視聴しました。
両名とも見やすいのでオススメです。
簿記3級を勉強する上での注意点
個人的意見になってしまいますが、ここを抑えておいたほうが良い!って所の話をします。
仕分は鉄板
簿記を勉強した人なら当たり前な話ですが、簿記の基本は「仕分」です。
まずは一番最初に仕分けを迷いなくできるまでやるのが一番です。
ここに覚えてしまえば、簿記3級は50%は終わってます。
実際に、テストの配点45点は仕分をする問題です。
合格ラインが70点なので、ここを満点で取れれば合格ラインの半分を超えています。
基礎こそ一番大事なのが簿記なのです。
勘定項目も理解して仕分ける
私が最初勉強していた際、仕分けをするときに勘定が増えるから貸方、みたいな覚え方をしていました。
けど、これだと後々つまずきます。
全ての参考書にも書いてありますが、簿記の仕分で一番大事なのは「どの勘定項目に属しているか」を理解することです。
・資産
・負債
・資本
・費用
・収益
基本はこの5つに分けれれるので、「資産の増加だから借方」「費用の減少だから貸方」といった考え方で仕分けすると、後の勉強が非常に効率的になります!
私が試験を落ちた理由も、ここをないがしろにしていたからです。
落ちる原因のひとつなので、ここはしっかりマスターしてください。
簿記全体の流れを理解する
参考書の1周目とかだと、「今なにをしているのかよくわかっていない」ってことがけっこうありました。
2,3周目にいけば大丈夫だと思いますが、ここをわかっていれば学習の理解度があがってきます。
2周目に入ったときは「今はなにをしているか」を最初に意識してみましょう。
決算処理は雰囲気でやらない
私が一番苦労したのがここでした。
多分ほとんどの初学者が同じ苦しみを味わうと思います。
決算処理の損益勘定の振替とか、再振替仕訳とか、時期繰越とか。
ここを雰囲気でなんとなくやっていたのが、1回目の試験に落ちた一番の理由でした。
参考書で理解できなかったらyoutubeの動画をみてください。
今はいろんな人が動画を作成してくれているので、いろんなパターンの説明を聞けるので、少しずつ理解度が高まっていくはずです。
間違った理由を理解しておく
これもいろんな動画で説明されていますが、模擬テストなどをやったときは「なぜ間違えたのか」をわかっているかを確認しましょう。
勉強する上では当たり前ですが、久々に勉強をするとそれすらわかっていないこともあるんですよね。
私が間違えるときはたいてい「うっかりミス」でした。(それが一番ダメなのですが・・・)
うっかりミスなら、桁が違ったとか、計算ミス等ですので注意すれば潰せます。
ですが間違っていた理由がわかっていないということは、問題を理解できていないってことです。
次回も同じ間違いをしてしまう可能性が高いので、間違えた所こそ深く読み込みましょう。
完全独学で簿記3級を合格してみた感想
終わってから思ったことは「人から教わる事ができる環境の素晴らしさ」です。
勉強しててわからないことがあっても、独学だと自分で調べて理解するまで進めないといけません。
間違って理解することもあれば、間違ったあとに理解するまでムダに時間がかかってしまうこともありました。
その点、誰かに聞ければそんな事はありません。教わったあとに
「つまりこういうことですよね」と確認すれば、内容が間違っていないか確認できます。
理解できなかったとしても、いろんなパターンで説明してもらえるので理解するまでが段違いに早いです。
正直最初からスクールに通えばよかったなというのが終わってからの感想です。
この後簿記2級を取る場合、簿記3級ができて当たり前の状態じゃなければスムーズに学習がすすみません。
ベースが不安定だと、3級を取っているのに再度勉強しなければいけなくなります。
金銭的な理由以外に問題がなければ、スクールに通うことを絶対的にオススメします!!
そうすればサボることも減ります。
最初にスクールを調べていたときはTACにしようと思ってました。
タイミングによっては安くなりますし、いろんなパターンが選べます。
3級取った後に2級も取りたい!と思う人は絶対スクールで学んでください。
お金はかかりますが、その後の成長率に絶対に差がでます!