このベージは
・エクセル関数「VLookUp」がすぐに使えるようになる情報
が書かれています
こんにちは!
最近は社内の業務改善専門家の立ち位置になっております、しょーい(@showilog)です。
今回はVlookupについて説明していきます。
エクセルを使いこなせる=VlookUpが使える、と言われるくらい代表的な関数です。
VlookUpの使い方をしっかり理解できれば、他の関数の理解度もグングン上がっていきます。
私も最初はVlookupなんてよくわかりませんでした。
しかし今ではエクセルマスターとまで言われております。
Vlookupは誰でも使うことができる簡単な関数です!
VLookUpの簡単解説
Vlookupの使いみち
そもそもVlookupを何に使うかというと、
「2つの表から、同じ項目のデータを調べて表示したい」から使います。
わかりやすいように例を用意しました。
表1と表2がありますね。
表1の2行目の東京に、表2の東京のデータを出したい!としましょう。
一個ずつ手作業でも良いですが、それではエクセルのせっかくの機能をまったくうまく使えていません。
ここで「Vlookup」の出番となります。
結論
=vlookup(A2,E2:G9,2,0)
これがvlookupの中身になります。
ただ、よくわからない!という人の為に1つずつ解説していきますのでご安心下さい。
関数の使い方
一番最初に、VlookUpがどうやって作られているか説明します。
エクセルに「=vlookup」と打ち込むと、
(検索値,範囲,列番号,[検索方法])
と、4つの説明が出てきます。これは関数を打った際にガイドを出してくれるエクセルの優しさです。
けど書き方が分かりづらい!と思う人もいますよね。
なので、もっとわかりやすく説明します。
=Vlookup([調べたい文字のセルを選ぶ],[調べる範囲を選ぶ],[一番左から何番目か],[数字のゼロ!]
これがVlookupの中身です。
最初から順番に説明していきます。
調べたい文字のセルを選ぶ
一番最初に入力するものは、どの文字を調べたいか、という部分になります。
画像で説明すると
・表1のA2セルに書いてある「東京」を、表2の中から探したい
ということをしたいので、表1の東京セルを選びます。
直接「A2」と入力しても大丈夫です。
もっと楽な方法は、ガイドの文字が出ているときに直接A2セルを選んで下さい。
そうすると自動で「A2」と入力されます。
ガイドに書いてあるように、「,」半角でカンマを入れないと次の項目を入力できません。そこだけ注意しましょう!
調べる範囲を選ぶ
「何を調べたい」かは入力したので、次は「どこを調べたい」かです。
表2のデータを探してほしいので、表2の町田~神泉の部分。
そして、データ1とデータ2の部分。
これらを全て選択します。
先程選んだ「A2」の後に、「,」がしっかり入力されていれば、直接範囲指定ができます。
選ばれているのを確認できたら、また「,」を打ちましょう。
このときに一番注意するべきなのは
調べたい文字が一番左にあるように範囲選択する、ということです。
これがvlookupの一番の特徴であり、一番引っかかるところだと思います。
「一番左に調べたいセル」と覚えておけば大丈夫です
一番左から何番目か選ぶ
「何を調べたい」「どこを調べたい」の次は
「何番目を知りたい」かになります。
先程の選んだ範囲。あの範囲の一番左が「1番」となります。
そこから何番目を調べたいか。という番号になります。
データ1の列の情報がほしいので、「2」と打ち込みます。これだけです。
調べたい範囲より大きい数字を入れるとエラーになりますのでご注意下さい
※この画像の場合だと、4以上の数字はエラーになります
数字のゼロ!
一番最後です。一番最後は数字の「0」を入力します。
説明すると長くなりますし、複雑なので省きます!
0以外を入れるパターンは基本的にレアケースです。
なので、一番最後はゼロを入れる!と覚えておけば大丈夫です!
VLookUpの使い方
これで知りたい情報を表1に出すことができましたね!
ただ、全部のセルにVlookupを1こずつ打っていては面倒ですし、手作業とあまり差がありません。
そこでショートカットキーを使って、一発で全部コピーしてしまいます。
選んだセルの一番上を、下にコピーするというショートカットです
コピーしたい範囲を選んでください。そして、
Ctrlボタンを押しながらDを押します
そうすると、下に全てコピーができるのです!
これはかなり便利なので覚えておきましょう
実務で使うVlookup
エラーの原因を知りましょう
さて、コピーできましたでしょうか。
皆さんのエクセルで「#N/A」というよくわからない文字が出ていると思います。その原因を探ってみましょう。
実は実務でVlookupを使うためには、更にもう1段階理解する必要があるのです。
その内容は、「相対参照・絶対参照」です。
もうわけわかりませんね。大丈夫です。理解できるようになりますから。
この少し小難しい内容は、次回に記載します。
エクセルを学ぶのは簡単
関数毎にバラで学ぶことも大事ですが、エクセル全体を一度学んだほうが早いです。
理由は2つ。
より多くの「関数」を学べば、より多くの「選択肢」を選べるからです。
おすすめなのは吉田拳さん(@sugoi_kaizen)の本です。
わかりやすくまとめられているので、正直こっち読んだほうが勉強になりますw